明けましておめでとうございます。イクメンです。
さて、今回は”段落番号”の話です。
特許出願時に特許庁に提出する書類のなかに”明細書”があります。明細書は、発明の内容を詳しく説明するためのものです。明細書を読んでみると、「【」と「】」を付した4桁のアラビア数字で【0001】、【0002】のように連続した段落番号が付されています。
あるとき私はふと気になったのです。「段落番号が【9999】を超える場合はどうするのか?」。
検索してみると、電子出願ソフトサポートサイトの「申請書類の書き方ガイド」のなかに答えを見つけました。
『段落番号は、【技術分野】等の項目の配下に記録します。
なお、補正をするときに一意に特定できるように明細書内で4桁のアラビア数字で【0001】【0002】・・・【9999】のように連続番号を付します。4桁を超える場合は、5桁で記録します。
例)【0001】、【0002】・・・・・・【9999】、【10000】、【10001】』
なるほど、5桁になるのですね。
そこで、特許電子図書館(http://www.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/tokujitu.htm)で実例があるのか調べました。
結果は・・・
0件でした。
そうですよね。段落番号が【9999】を超えるなんて、考えただけで恐ろし…(゚Д゚)
でも、自分がこの先そんな大仕事に巡り会うチャンスがあれば、精一杯がんばろうと堅く心に誓ったのでした。
今年もみなさまよろしくお願いいたします。<(_ _)>。