2015年3月19日、世界知的所有権機関(WIPO)は、国際特許出願制度の利用状況に関する調査結果を発表した。特許協力条約(PCT)に基づく2014年の国際特許出願件数が最も多い上位十社は以下の通りである。
第一位:Huawei Technologies(通信機器メーカー)
第二位:Qualcomm(通信機器メーカー)
第三位:ZTE(通信機器メーカー)
第四位:Panasonic(電気機器メーカー)
第五位:Mitsubishi Electric(電気機器メーカー)
第六位:Intel(半導体メーカー)
第七位:Ericsson(通信機器メーカー)
第八位:Microsoft(コンピューター・ソフトウェア会社)
第九位:Siemens(電気機器メーカー)
第十位:Philips Electronics(電気機器メーカー)
(参考図)
御覧の通り、国際特許出願件数が最も多い10社は、いずれも電気機器を製造販売する会社である。そのうち、TOP3である、Huawei Technologies、Qualcomm、および、ZTEは、いずれも通信機器を生産販売する会社である。自動車等の機械に関連する会社は一つもない。自動車に関連する会社のボッシュ(ドイツ)およびトヨタ自動車(日本)は、2013までTOP10に残っていたが、2014年はTOP10から姿を消した。
これが、情報革命なのか?
高校の時から、情報革命という言葉をよく聞くが、夢みたいな話だった。現在、情報通信に関連する電気機器が猛スピードで普及しており、夢みたいな話が現実となっている。二十年もかからず夢が見えることはうれしい話だが、なぜか技術の発展が怖くなってきた。次は、何が始まるだろう・・・。
参考URL:http://www.wipo.int/portal/en/
(ジン)