再発明

  • 2014年02月03日

 服部国際特許事務所のシステム担当NKです。最近インターネットで見た動画で、ちょっと感動したものがありましたのでご紹介します。
 それは、素早く梱包できる段ボール箱。エンジニアリング専攻の学生が考えたもので、閉じるのも開けるのも簡単、しかも15~20%のダンボールを削減でき、ガムテープも不要で環境にやさしいという特徴を持っています。この説明だけでは普通にありそうな気がしてしまいますが、下の動画をご覧ください(注意:音が出ます)。特に開封の速さは衝撃的です。お急ぎの方は1:00辺りからどうぞ。



 自分の身の周りで、当たり前だと思っている中にも、まだまだ無駄なことがあるのだと気づかされますね。今は誰もが通信販売をよく使う時代ですから、梱包をさっと開けられて、ゴミが少なくなれば、こんなに嬉しいことはありません。このデモのままだと、ちょっと簡単に開きすぎのような感じもしますが、この段ボール箱を使用できる場面はたくさんあるはずです。

 当たり前に存在するものを、もっと便利に、もっと簡単に使えるように、もっとエコに再発明されたものに出会うと、この段ボール箱のように衝撃や感動を覚えることがあります。広く受け入れられ確立されているものを知らずに、再び一から作ることを意味する「車輪の再発明(Wikipedia)」というネガティブな慣用句もありますが、それを過度に恐れず、普段当たり前と思っていることや不便さに疑問を抱き、解決手段を見出そうとするチャレンジ精神がとても素晴らしいです。この段ボール箱を実際に活用する日が早く訪れるのを願っています。

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