出願手続きは大変

  • 2013年10月24日

 先日、知人と会った際、特許の話が出ました。今回、知人の会社では、初めて特許出願をするのだそうです。しかも特許事務所に頼むのではなく、自分たちで出願するそうです。
 出願に際してのあれこれの手続きを担当することになった知人から色々な愚痴?を聞かされました。

 「社長が自分を発明者にしろと言ってきた」という話には、弁理士試験時代の記憶を頼りに、「発明者とは~」の定義を説明したのですが、費用の納付など、事務手続き関係の話にはちょっと詰まってしまいました。その場では、スマートフォンで特許庁のHP等を見せながら、「このページを参照するといいよ」と話していたのですが、手続きが中々煩雑で自力で出願するのは大変なようです。ちなみにインターネット出願ソフトの操作マニュアルは300ページあったそうです!
(特許庁への電子出願→http://www.inpit.go.jp/pcinfo/index.html

 私の普段の仕事は特許明細書の作成が主なので、事務手続き関係は、プロフェッショナルな事務担当の方々にお願いしています。先日は、知人と一緒にスマートフォンを覗きながら内心「へぇそうなんだ」と初めて知ったこともありました(汗)。
 普段、煩雑な手続きをこなしている事務担当の方々への感謝に気づく出来事でした。(IK)

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