こんにちは、ヒロです。
2015年の4月から米国でサービスが開始されていたアマゾンダッシュボタン(Amazon Dash Button※)が、先日、日本でもサービス開始されたので、試しに購入してみました。
アマゾンダッシュボタンとは、ボタンを押すだけで、関連付けられた商品の注文が完了する小型のIoTデバイスです。
今回手に入れたのは、ペットボトルの水を注文可能なダッシュボタンです。
使い始めるには初期設定が必要です。まず、スマートフォンとダッシュボタンとを無線でペアリングし、スマートフォンのアプリからダッシュボタンに対し無線LANアクセスポイントのパスワードを設定します。これで、ダッシュボタンが無線LANに接続できる状態になります。その後、「ボタン押下で注文される商品種別(このボタンの場合、ペットボトルの水2L×12本または500ml×24本)」を選択して設定完了。
では、ボタンを押してみます。ポチッ。
ランプが白色から緑色に変わり、注文完了。
その直後、注文完了の通知がスマートフォンに届きました。後は、商品の到着を待つだけです。
今までは水の在庫がなくなりそうになるとパソコンやスマートフォンを起動しwebサイトまたはアプリから発注していましたが、ダッシュボタンならボタンを押すだけで注文が完了し便利です。水を保管してある場所にダッシュボタンを設置しておけば、注文のし忘れもなくなりそうです。なお、商品が到着するまでは重複注文ができないように設定されているので、ボタンを誤って複数回押してしまっても安心です。
現在(2016年12月12日)、日本のアマゾンダッシュボタンで注文できる商品は、洗剤や歯磨き粉等、日用品・消耗品を中心に40種類程度ですが、今後、さらに増えていくと思います。そのうち、我が家のいたるところにダッシュボタンが設置される日が来るかもしれません。
ボタン1押しで注文が完了する便利なダッシュボタンですが、米国では、さらに進んで、洗濯機の洗剤やプリンターのインク等の残量が少なくなると自動で発注してくれる「Amazon Dash Replenishment※」というサービスが始まっています。究極のB to C形態といえるこのサービスも近々日本で開始されるようです。
ちなみに、アマゾン(アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド)は、日本において「DASH」、「AMAZON DASH」、「AMAZON DASH REPLENISHMENT」との商標を出願済みで、現在審査中となっています。
※「Amazon Dash Button」
※「Amazon Dash Replenishment」