スイマーです。
行きつけの文房具屋さんで青いセルロイドのペントレーを見つけました。
このような青い模様は今まで見たことが無く、購入の予定の品ではありませんでしたが迷ったあげく購入しました。
家に帰ってさっそくペンを置いてみるとやっぱり素敵。これは良い買い物をしたと自負しております。
さて、このセルロイド、Wikipediaによると1870年にアメリカでビリヤードの玉の原料として実用化に成功し、商標として登録されたようです。その後写真フィルムや日用品などいろいろな用途に使用されましたが、大変燃えやすいという致命的な欠点と、長期保存すると劣化し分解過程で金属などを腐食させる事から20世紀半ば以降はほとんど使われなくなりました。今ではレトロな趣の小物やピンポン球、眼鏡のフレームにみられるくらいでしょうか。
実用化をして世の中にたくさん見受けられるようになっても、何かの理由で廃れていくのは文明の流れなのかもしれません。
このように扱いが難しく実用には向かないセルロイド製品ですが、あえて、生活の中に合理的でない物があっても良いんじゃないかなと・・・・・・。今回購入した、透明感が美しく繊細な青いトレーを見ていると思うのです。もちろん使用には注意を払った上ですが。
セルロイドWikipedia→
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89