眼鏡の歴史

  • 2017年03月30日

最近眼鏡を掛けているスイマーです。

10代の頃からずっとコンタクトレンズを使ってきましたが、最近思うところがあり眼鏡も使うようになりました。

今までも就寝前には使用していましたが、昼間に眼鏡を掛けて外出することはほぼありませんでしたので、レンズ越しの通勤風景はなかなか新鮮に映ります。

さて、これを書いている今も私の瞳の前にある眼鏡、私たちの生活にあって当たり前のこの眼鏡はいったいいつから使われるようになったのでしょう。

 

眼鏡が発明されるまでの長い間、人々は細かい文字等を読む時には水を張った球形のガラスの器を使い文字を拡大していました。(それ以外にも方法はいろいろあったと思います)

発明されたのは13世紀のイタリアで、凸レンズを使った老眼鏡であるといわれています。

中世では眼鏡は知性と教養のシンボルで、明らかに発明前の時代の聖人の肖像画に、後から眼鏡を描き加えるという事までありました。

 

眼鏡が日本に入ってきたのは室町時代、宣教師フランシスコ・ザビエルによってもたらされ、江戸時代になると国内で作られ町中で販売されるようになりました。

発明当初からかなりの間レンズを手で持ったり、鼻に挟んで使ったり、ひもで頭に括ったりして使用されてきましたが、1727年イギリスの眼鏡屋エドワード・スカーレットが今のような耳かけフレームの形を開発したということです。

Wikipedia眼鏡より→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%BC%E9%8F%A1

 

そんな長い時代を経て今日の形になった眼鏡、今では視力矯正の実用だけで無くファッションの重要なアイテムとしての役割まであり、自分をどう見せるか?どう表現するのか?掛けると少しだけ別の人格になった気分まで味わえます。

眼鏡とは補助具とファッションが違和感無く両立した、とても珍しい道具であると私は思っています。

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