以前、このブログに劇団四季の「マンマ・ミーア!」のことを書きましたが、先日「マンマ・ミーア!」の次回公演「オペラ座の怪人」を娘と観に行きました。大昔に観に行ったときは、不覚にも途中で寝てしまった私ですが・・・。今回は暗がりを怖がる娘(小学校低学年)と一緒だったことと、そして何よりもキャストの圧倒的な歌唱力、ダンスに魅了され、最後まで舞台を堪能できました。
前回観たときは、本当になぜ寝てしまったのか・・・。
「オペラ座の怪人」は派手なダンスシーンやコミカルな演出等が無い悲劇なのですが、なぜか娘の友達同士で流行し、メインテーマを一緒に歌うこともあるようです。中には、どうしてももう一度観たい!!と泣きながら訴え、再度、観に連れて行ってもらった子もいるとか。
今回の「オペラ座の怪人」を最後に名古屋ミュージカル劇場は場所を変えて生まれ変わります。舞台が素晴らしかったのはもちろんですが、劇場最後の演目ということもあり、舞台終了後はカーテンコールが鳴り止まず、何度も何度もキャストの皆さんがカーテンコールに応えてくれました。
ところで、「オペラ座の怪人」をはじめ、数々のミュージカル作品を手がけているのは、アンドリュー ロイド=ウェバーというイギリスの作曲家です。ウェバー氏は1977年に自身の作品の著作権を管理する「リアリー ユースフル グループ(Really Useful Group)社」という会社を設立しています。
1972年、ウェバー氏の作品「ジーザス・クライスト・スーパースター」が映画化された時、舞台とかけ離れた斬新な映像が随所に取り入れられ、ウェバー氏を落胆させました。この教訓から、その後製作された映画版「オペラ座の怪人」は、脚本や演出はもちろん、上映時間が上演時間とほぼ同じという細部にこだわった作品となったそうです。(グリーン)
(参考URL)
・アンドリュー ロイド=ウェバー
・リアリー ユースフル グループ社