私の地元で5年に一度開催される「こどもまつり」があります。今年は市制60周年記念事業とともに盛大に開催されました。
市の体育館で行われたメインイベント「みんなでつくる巨大キャップアート~日本一に挑戦しよう~」に、参加しました。
イベントは、10万個のペットボトルのキャップを使って、前人未到の15m×9mの巨大絵を完成させるというもの。市内の小中学生ら240人の手で制作されました。
図柄は、地元で女学校の先生をしていた童話作家、新美南吉が読書している姿。来年迎える南吉の生誕100年を記念して描かれました。
60のパーツにわけられた専用シートに、設計図を見ながら赤、黒、緑、青などのキャップを4人1組で埋め込んでいき、子供も大人も夢中になって楽しむことができました。
どんな絵が完成するのか出来上がるまでのお楽しみです。2階席にあがり完成作品を除幕により披露されるとこどもたちの歓声が響き渡りました。
この様子は、中京テレビでも放映され、YouTubeでも見ることができます。
さて、この専用シートは、「キャップアートパネル」というもので、使用済みのペットボトルキャップを点(ドット)と見立てて、連結可能なシートパネルに自由に絵を描くことができるというものです。
パネルの原料は、「ユメプラスチック」と呼ばれる100%ペットボトルキャップで作られた再生プラスチックです。私の地元で2010年に生み出され、地域産業資源として国の認定を受けたエコマテリアルなのです。
しかも、この「キャップアートパネル」は、意匠登録出願がなされ、今年8月に登録されています。(意匠登録第1450980号)
親子、友達と楽しみながら、地元の”素敵”をたくさん発見するきっかけとなった1日でした。(すーママ)
参考:キャップアートパネル アンジョウハーツ:http://capart.anjohearts.jp/