「裁判所について思う」

  • 2012年09月26日

服部国際特許事務所は名古屋高等・地方裁判所まで徒歩10分以内の場所にあります。私は、実際に用事があって行く機会は今のところありませんが、時々裁判所の前を通ります。裁判は原則として誰でも自由に傍聴できます。夏休みの時期には、見学の大学生らしき団体をよく見かけたりします。

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 1年前、私のところに、平成24年の裁判員候補者名簿に記載されたという通知(下の写真)が送られてきました。裁判員制度は、皆さんもご存知のとおり、国民から選ばれた6人の裁判員が3人の裁判官と共に、主に刑事事件について、容疑者の有罪/無罪、有罪の場合はどのような刑にするかを決める制度です。この裁判員の選任は、1年毎に有権者の中からくじで候補者を選びます。そして、候補者の中から「裁判員になることができない職業」に就いている人、正当な辞退理由のある人が除外された後、決定します。

 「裁判員になることができない職業」には、国会議員、裁判官、検察官、弁護士、弁理士、司法書士等があります。私は、通知が来た時点では弁理士でありませんでしたが、平成24年に弁理士登録する予定である旨を調査票に記載して返送したところ、以後の通知は来ませんでした。今後も弁理士である限り、裁判員になる可能性はありません。社会勉強として貴重な経験になったかもしれないと思うと、少し残念な気もします(KO)。

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 裁判員制度について、詳しくは下記ホームページをご覧ください。

 http://www.saibanin.courts.go.jp/

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