ハッと一息!
~弁理士、特許技術者、翻訳者、事務アシスタントが書き込みます。~
金星の太陽面通過 (続:「世紀」の天体ショー)
少し話題がかぶってしまいますが…
やはり今一番気になる話題は、6月6日 世紀の天体ショー「金星の太陽面通過」です!
名古屋市内で見ることのできた「金環日食」。
娘の通う小学校では、授業の一環として、登校前に近所の公園に児童、先生、保護者が集まり、観測をする予定でした。しかし、名古屋より南に位置する我が地元では、東の空は厚い雲に覆われ、金環日食を見ることはできませんでした。世紀の天体ショーを娘とともに楽しむために、ペーパークラフトの日食観測グッズを夜なべして作ったのに…(泣)
金環日食が終わった後、次第に雲が取れ始め、娘は登校中に、私は自宅の庭で部分日食を見ることができました。
太陽グラス以外は陽の目を見ることができなかった観測グッズ。ここでお披露目を(*^_^*)。
太陽観測器と日食観測器…どちらもピンホール式です。
日食観測器は、写真右のようにアイピースを覗いて観測します。天井のピンホールを通った太陽光が底に映し出されます。
日食観測器の側面には情報が載っています。
金星は、午前7時10分頃から午後1時48分頃まで、6時間半以上かけて太陽面を横切ります。
ピークは、10時29分頃。北海道から沖縄県まで、ほぼ同じ時刻に見られます。
(左)太陽グラス…ペーパークラフトと市販のもの
(右)太陽軌道観測器、太陽方位観測器、日時計まで作ってしまいました!
惑星の太陽面通過を初めて予測した人は、ドイツで活躍した天文学者ヨハネス・ケプラーです。
1631年に水星が太陽面を通過することを予言し、それを見ることなく前年に亡くなりました。
その8年後の1639年に金星の太陽面通過が初めて観測されました。
金星の太陽面通過は、日食に比べると地味な現象ですが、レア度はとても高いので是非とも見たいものです。
ただ…、今のところ当日の名古屋の天気は曇り予報…
ショータイムは6時間半以上ありますので、きっとチャンスはあると願って。。。
※参考書籍『日食が観測できる本』
付録『親子で作って楽しめる6つの太陽観測ペーパークラフト』
日食グラスがなく、金星の日面通過は、直接見れませんでした。いろいろな観測方法があったんですね。当日は、インターネットで科学館のライブ中継をみました。暑くて、日差しの強い日でした。わかりやすい写真をありがとうございました。
サンサンさん、コメントありがとうございます!
直前までずっと曇り予報でしたが、晴れましたね♪
サンサンさんは、科学館のライブ中継で楽しまれたのですね。
日食グラスは視力が1.0以上ないと見えないようでしたね。。
娘と私はなんとか見ることができました。(^_^)
紹介したピンホール方式の観測グッズは、
金星の影が小さすぎるため日面通過には不向きでした。
金環日食で使用できなかったので、お蔵入りになってしまいましたが、どんな結果でも世紀の天体ショーを体感できたのには変わりありませんので、
きっと娘が大きくなってもいい思い出として残るのだろうなぁと思います♪