いつも車で走っている地元の道沿いに、1件のガソリンスタンドGSがある。
どこにでもあるような、ありふれた、そのGSの店頭には一匹の柴犬がいる。
彼を「柴店長」と自分は呼び、密かに応援している。
雨の日も風の日も、夏の暑い日も冬の寒い日も、休業日にも、そのGSには彼がいる。
たまに姿が見えない時、「今日は柴店長、会議で本社に出張かな?」
と、考えてみたりもする。
柴店長の姿を見る度、
「某白いお父さんだけではなく、市井の犬たちもがんばっているぞ!」
と、呟いてみる夢見る乙女な私である。
ちなみに、そのGSを利用したことは一度も無い。(by スイマー)