先日、スマートフォンを買い替えたNKです。
以前使っていた機種は、ワイヤレス給電の標準規格である「Qi(チー)」(Wikipedia)に対応していて、充電台にただ置くだけで充電ができる点がとても便利でした。しかし、満充電で朝出かけても、その日を終える前にバッテリーが切れてしまうため、いつも一緒にモバイルバッテリーを携帯しなくてはならず、荷物が増えてとても不便な思いをしていました。
新しいスマートフォンは、残念ながらQiには対応していませんが、薄くて軽いし、バッテリーも満充電から2日は持ちます。おかげでモバイルバッテリーを持ち歩くことはなくなりました。大規模災害時の利用に向いた、バッテリーの消費を極力少なくするモードもあり、安心感も増しています。
バッテリーの持ちが悪いと言われるスマートフォンにおいて、バッテリー消費を抑える技術の開発には大変な苦労があっただろうなぁと感心しながら使っています。なぜなら、そもそも電気を貯めておくのは難しいことであるうえ、バッテリーの需要や消費量がどんどん増加しており、その中で、あらゆる分野の発展が目覚ましい現代において、バッテリーに関しては進歩が遅い分野と言われているからです。
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しかし、バッテリーは身の回りにたくさんあるので、発電や蓄電に関する新技術の発明には関心があります。例えば、バッテリーが小さく軽くなったり、早く充電できたり、長持ちしたり、寿命が延びたりしたら嬉しいですよね。
最近では、結露から発電する技術の発明や、バッテリーの寿命を70年に延ばす材料の開発、透明なソーラーパネルの開発に関するニュースなどがありました。また、世の中には発電に利用できるエネルギーがたくさん潜んでいるようで、空気から充電する技術やWi-Fi電波から充電する技術もあるそうですよ!いつかは、コンセントにつながなくてもバッテリーが自然に充電されていくのが、当たり前になるのかも知れません。
どれも実用化すれば嬉しいものばかりで期待も大きいのですが、モバイルデバイスに限らず、自動車など私たちの生活環境の未来は、バッテリーにかかっていると言ってもよいと思います。