ハッと一息!
~弁理士、特許技術者、翻訳者、事務アシスタントが書き込みます。~
さようならIPDL こんにちはJ-PlatPat
特許電子図書館(IPDL 【画像1】)は、1999年からスタートしました。
一昔前、なかなか繋がらない昼間を避けて、朝早くや夜遅くに特許文献をプリントアウトしたなんて、今では考えられませんね。(そもそも、その頃の通信は、ISDNだったような…。さすがにダイヤルアップではなかったと思うのですが…。)
また、公報全文のテキスト検索ができるようになったときには、本当に感動しました(2008年~)。
【画像1】 |
そんな日々進化を遂げてきたIPDLが、2015年3月20日にサービスを終了しました。
なんだか一つの時代が終わったようなそんな気持ちになります。
(移行中・・・(【画像2】))
【画像2】 |
ふと気になったシリーズ「図面の数が最も多い特許公報」
こんにちは、イクメンです。
今回は、特許出願の際に提出する”図面”の話です。
図面は、特許明細書に記載された発明の説明を補助する書面です。
あるとき私はふと気になったのです。「工業所有権情報・研修館の特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)で検索することができる特許公報のなかで最も図面の数が多いのはどの特許公報?」と。
特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)で調べました。
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レゴ ~世界で最もパワフルなブランド~
こんにちは、すーママです。
最近、娘ともども気になっているものの1つに「レゴブロック」があります。あまりにも有名な玩具ですね。このブロックのメーカーであるレゴ社のビジネスモデルには、注目すべきものがあるようです。
Forbes JAPANによりますと、先月、英コンサルティング会社ブランド・ファイナンスが発表した「世界で最もパワフルなブランドランキング」では、昨年の王者フェラーリを抑えてレゴ社が首位に立ったそうです。
ブランド・ファイナンスは、毎年、投資状況、顧客や従業員の満足度、市場への影響力、会社の業績などを元にブランド力を100点満点で数値化しランキングを作成しているそうです。
今年度、首位に輝いたレゴ社は、1932年に設立されたデンマークの玩具会社で、社名LEGO®は「よく遊べ」を意味するデンマーク語”Leg Godt”が由来となっているそうです。とても素敵なネーミングですね。
1980年代から各国でレゴの基本特許が切れ、10年前には倒産の危機にさらされるも、昨年上半期には売上高で世界最大の玩具メーカーとなりました。売上を牽引している主力製品は「プレイテーマ」シリーズのレゴブロックですが、昨年公開された映画「レゴ・ムービー」の大ヒットで大きな飛躍を遂げました。すでに続編の製作も決定しているとか。
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いつまでも温かくするために・・・
こんにちは。SHOです。
今年の冬は、毎日、事務所にお弁当を持ってきています。そこで愛用しているのが写真1のスープジャーです。使ってみるとこれが大変便利です。どこでも温かい汁物を食べられるのはもちろんですが、煮込み料理だと朝作った料理がお昼までしっかり保温されているので、食べる頃には煮込みの度合いも進んでいて大変おいしくなります。
【写真1】 | 【写真2】 |
私が使っているスープジャーは、写真2に示す5個の部品から構成されています。蓋は、写真2の上段左側の容器本体を除く4個の部品から構成されていて毎日洗うのがなかなか大変です(笑)が、これだけの部品から構成されている蓋は、特別な機能をもっているようです。そこで、特許公報を特許電子図書館で調べてみると、まさに写真の蓋とそっくりの図面が記載されている特許公報(特開2011-230807)を見つけたので読んでみました。
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~春一番~
特許および商標に関する料金が下がります!!!
ジンです。
今日は、出願人にとってとてもいいニュースをお伝えます。
朝日新聞のニュースによりますと、特許庁は10日、特許および商標に関する料金を引き下げる方針を明らかにしました。
特許の出願および維持に関わる料金を10%程度引き下げ、商標の登録に必要な料金を25%引き下げ、商標の更新料を20%引き下げる方針です。(下記の参考表を参考)。
これは、2008年以来、7年ぶりの料金の引き下げです。現在、国会に改正法案を提出する段階ですが、改正法案では、企業の負担を減らし競争力を高めるのがねらいと説明されます。
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便利なラテン語
こんにちは、チロ姉です。
特許事務所で事務の仕事をしていると、判決の英文を目にする機会があります。
その時私の頭をちらりと過るのが、クレイマー・クレイマー(原題:Kramer vs. Kramer)
という映画のタイトルです。
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音楽に癒やされて
こんにちは、バレリーナです。少し前になりますが、年明けに「ウィンナーワルツオーケストラ」を聴きに行ってきました。ワルツの本場、ウィーンの楽団による見事な演奏で、特にヴァイオリンの響きは素晴らしく、とても癒やされました。
ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、フルート、ホルン、ティンパニー、・・・etc、オーケストラを構成する楽器は、とてもたくさんあります。こうした楽器は、どのようにして発明されて来たのでしょうか?
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