人工知能が創作した著作物

  • 2016年05月24日

 先日、政府の知的財産戦略本部は、人工知能をはじめ先端技術の高度化に備えた新戦略「知的財産推進計画2016」を決定しました。例えば人工知能ロボットが作った音楽などの「著作権」を保護する法整備が柱のようです。

 現在、日本では著作権による保護の対象を、実質上、人による作品に限定しています。今後、人工知能の技術が進歩して、ロボットが自律的に創作活動を行った場合に、その作品にも著作権が認められるように、という狙いです。

 しかし・・・著作権は誰に帰属?ロボットの所有者?ロボットの開発者??著作者自体がロボットになるのかな?そうすると、著作物の保護期間の規定に、著作者の死後50年という規定があるけれど、ロボットは死なない(壊れない?)からどうなるのだろう?そもそも、ロボットに人格権はないし・・・。

 色々と疑問が沸いてきます。皆様、どうお考えですか? (バレリーナ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。