台湾の中央社の報道によると、台北市政府は計20万枚の春聯(しゅんれん)を無料で配布するそうです。
「春聯」は中華圏で伝統的な習慣の一つで、縁起のいい言葉が書かれた赤い紙のことです。
旧正月を迎える際に、壁や玄関に貼り、「旧を取り除き、新を迎える」という意味もあります。
春聯には、左右の漢字の数が同じで、意味も対になる必要があるというルールがあります。新年の幸福や繁栄を願い、そこから新しい年への期待も読み取れます。
ところで、台湾では、2016年を表す漢字として、「苦」が選ばれたそうです。
2016年の台湾の代表漢字から少し苦悶のようなイメージが読み取れますが、2017年はおめでたい言葉が書かれた春聯からいい年になることを期待してみましょう。
中華圏のお客様、ご協力いただいている特許事務所の皆様も、今年も良い一年になりますように。
ネムノキ
台湾の中央社の報道(写真の引用元)