~スケートボードは宙に浮き、衣服は自動乾燥機能付きで着る人に合うサイズに伸縮し、天気予報は秒単位で正確で、自動車は自動運転で空を飛ぶ。~
約25年前、映画の中で描かれた2015年の世界はこんな感じでした。映画館の立体映像広告が「ジョーズ19」という、ちょっとした笑いどころもありましたね。
そう、この映画は「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」です。この映画シリーズが大好きな方も多いでしょう。いろいろな未来技術が登場するので、私も大好きです。
この映画を観た当時は、2015年なんて遠い未来だと思っていました。でももう半年もすれば2015年です。しかしながら、自動車の自動運転技術は、今はまだ実験段階で、ようやく注目を浴びつつある状況です。映画の中の2015年と現実とは、かなり違うという印象ですね。
しかし、映画に登場したものの中で、映画通り2015年には存在することになりそうなものがあります!それは・・・
それは、マイケル・J・フォックスが演じる主人公マーティが1985年から2015年10月21日にタイムトラベルしたときに履いた、「靴紐が自動で締まるスニーカー」です。
来年に発売を予定しているナイキ社では、2009年に「Article of Footwear with Lighting System」を特許出願しています。
Google Patents (https://www.google.com/patents/US20090272013)
WIPO PATENTSCOPE (http://patentscope.wipo.int/search/en/WO2009134858)
この技術で、さっと靴が履けるようになるだけでなく、運動中に紐がほどけてしまうようなこともなくなるのでしょうか。映画のシーンを覚えている方であれば、あのシュッと締まる感覚を試してみたいと思うことでしょうし、それだけでなく、体が不自由な場合など、必要とされるシーンは多いと感じます。どれくらい注目を浴びる商品になるのか、期待が膨らみます。
この25年間で世の中はどれくらい変化したでしょう。今から25年後の未来も あっという間にやってきます。自動車は自動運転で空を飛ぶことが当たり前の時代になっていたらうれしいですね。<NK>