スーパーコンピュータ「京(けい)」をご存じでしょうか。
2005年に開始された文部科学省の次世代スーパーコンピュータ計画の一環として、理化学研究所と富士通が共同開発したもので、「京」という名前は、演算速度が10ペタフロップス(10ペタ=10の16乗)つまり、浮動小数点数演算を1秒あたり1京回おこなう処理能力に由来します。
(数字の単位でいうと、一、十、百、千、万、・・・億・・・兆・・・・・京は、兆の一万倍)
ちなみに、「京」は理化学研究所の登録商標です。
この「京」が、7月に発表されたビッグデータ解析の性能を競うGraph500というランキングにおいて、3期連続で世界1位となったそうです。計算速度を競うTOP500というランキングでは、2011年6月と2011年11月に1位となり、最新のランキングでは5位にマークしています。