オペラ座の怪人

  • 2016年07月26日

 以前、このブログに劇団四季の「マンマ・ミーア!」のことを書きましたが、先日「マンマ・ミーア!」の次回公演「オペラ座の怪人」を娘と観に行きました。大昔に観に行ったときは、不覚にも途中で寝てしまった私ですが・・・。今回は暗がりを怖がる娘(小学校低学年)と一緒だったことと、そして何よりもキャストの圧倒的な歌唱力、ダンスに魅了され、最後まで舞台を堪能できました。
 前回観たときは、本当になぜ寝てしまったのか・・・。

 「オペラ座の怪人」は派手なダンスシーンやコミカルな演出等が無い悲劇なのですが、なぜか娘の友達同士で流行し、メインテーマを一緒に歌うこともあるようです。中には、どうしてももう一度観たい!!と泣きながら訴え、再度、観に連れて行ってもらった子もいるとか。

 今回の「オペラ座の怪人」を最後に名古屋ミュージカル劇場は場所を変えて生まれ変わります。舞台が素晴らしかったのはもちろんですが、劇場最後の演目ということもあり、舞台終了後はカーテンコールが鳴り止まず、何度も何度もキャストの皆さんがカーテンコールに応えてくれました。

オペラ座の怪人

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オフィスビルをプリンタで出力?

  • 2016年07月20日

未来の技術と言われたのも今は昔。3Dプリンタが一般的に普及しつつあります。
今では、小型のものであればamazonでも購入可能です。

出力可能なサイズも益々大きくなっています。3Dプリント自動車なんていうのも市販化される時代になりました。

でもみなさん、自動車以上に大きなものは難しいと思っていませんか?

ところが昨年、こんなニュースがありました。なんと世界初!3Dプリンタでオフィスビルを造ろうというのです。場所はドバイ。国を挙げてのプロジェクトのようです。

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職務発明

  • 2016年07月13日

 こんにちは、ハリーです。
 最近、ハリーポッターの映画がテレビで放送されていましたね。
 僕の大好きな映画のひとつです。

 話は変わって、僕は、以前、開発者としてメーカーに勤務しておりました。
 最近、前職での特許出願が出願公開され始め、筆頭者や共同発明者として公開されるのは、嬉しいですね。今後、これらの特許出願がどうなっていくのか気になります。

 ところで、皆様、職務発明について、ご存じでしょうか。ご存じの方も多いかもしれませんが、特許法第35条では、技術者のインセンティブを確保する目的として、企業が職務発明を継承する際に、発明者に「相当の対価」を支払わなければならないことが規定されています。そのため、個々の発明に対して職務発明報奨制度を導入している会社が多いです。以前、僕が勤務していた会社でも職務発明報奨制度を導入しておりました。なんと、驚いたのは、この会社では、退職後にも、出願した特許出願に関する報奨金が支払われるという制度になっていたことです。なんといい会社!と思いました。今でも、国内優先権の主張、PCT出願等による書面での付き合いが前職の会社とはあり、ちょっとしたお小遣いがもらえた気分でハッピーになります。

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サルの著作権

  • 2016年07月05日

 2011年、自然写真家のデイヴィッド・スレーター氏がインドネシアの自然保護区に放置したカメラを使ってサルの「ナルト」が「自撮り」した写真。この写真の著作権は、誰にあるのでしょうか?
 昨年、動物愛護団体「PETA」は、この写真の著作権が「ナルト」にあるとし、「ナルト」に代わって、スレーター氏と出版社を相手取り、サンフランシスコ州で裁判を起こしました。ちなみに、「ナルト」が著作権を有したとしても、自らは収入を有効に使えないとして、PETAが代わりに権利を行使して、収益をサルの保護に用いると主張していました。     
 今年、2016年1月、サンフランシスコ連邦地裁は、「サルに著作権はない」との判断を下しました。「サルは人ではない」という至極真っ当と言えば真っ当な判決ですが、いろいろと考えさせられる問題も含んでいるようにも感じます。
 ちなみに、2014年の段階で、アメリカ著作権庁は「人間以外の動物による作品は著作権の対象とはならない」と名言しています。この自撮り写真は、著作権対象とはならないパブリックドメインとして扱われ、ウィキメディア・コモンズにもアップロードされています。現状、この写真は、「誰も著作権を有していない」、すなわち、カメラを設置したスレーター氏にも著作権はないということです。
 その写真は、こちらです。

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