私は、かれこれ二十年以上、年一回は献血するようにしています。多い人では年に三、四回という方もいらっしゃるようです。年一回では偉そうなことを言えるレベルではありませんが、社会のために自分のできることを少しでもしようという思いから続けています。昔から比べると、献血のシステムも年々変わってきています。注射針等の消毒管理はより厳しくなっていますし、献血後の手足のしびれを防止するためのシーフテスト(※1)やレッグクロス運動(※2)等が導入されています。献血ルームによっては、ベッドの横に飲み物を置いて、飲み物を飲みながら採血できるところもあります。献血するともらえる景品もいろいろで、この夏は、保冷バッグ(写真1,2)をいただきました。
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献血に関する特許として、例えば特許第3985059号に開示された「献血の採血適否判定方法」の発明。これは、献血受付をした人が献血によって貧血を起こすおそれがないことを献血前の検査で適格に判定する方法を開示しています。
なお、韓国語で「献血」は「헌혈(ホニョル)」と言います。韓国の献血事情に興味のある方は、下記サイトを参照して下さい。(KO)
http://www.seoulnavi.com/special/5050003
(※1)シーフテスト:脇の下を直角にするように両ひじを真横に突き出し、指で肩を触るように手首を曲げた姿勢を取ります。この姿勢を30秒続けて痛みやしびれがあれば献血しない方がよいと判断される場合があります。
(※2)レッグクロス運動:両足を前に伸ばして座った状態で両足をクロスさせて5秒程度足先に力を入れます。この運動を、足を入れ替えながら数セット繰り返すことで、足先への血行が悪くなることを防止します。
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