ジンです。
6月12日、4年一度のFIFAワールドカップが開幕しました。
ワールドカップを観戦するとき、サッカー選手達の華麗なプレーを絶賛する人は多いですが、その華麗なプレーを支えるサッカー選手のスパイクを注目する人は少ないでしょう。
スパイクは、サッカー選手の鎧の一部でありながら、サッカー選手の大事な得点兵器でもあります。今日は、この得点兵器についていくつか紹介したいと思います。
まずは、adidas社のmiCoachが仕込まれているスパイクです。miCoachとは、選手のパフォーマンスを把握するセンサです。miCoachをスパイクに仕込むことで、スピード、リズム、運動量、消費カロリなどを解析し、トレーニングの計画を策定することができます。この技術は、すでに、メッシ、ファンペルシー、ランパードなどの各国を代表する一流プレイヤーに認められています。
(関連特許:EP1457128 B1)
(http://shop.adidas.jp/pc/item/detail.cgi?brand_code=110&itemCd=110_V42038&itemGrcd=110_SB489&itemDir1=12SS)
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Monthly Archives: 2014/6
ディズニーの特許権
こんにちは、バレリーナです。先日、所員旅行で東京ディズニーシーへ行って来ました。天候にも恵まれ、とても楽しい所員旅行となりました。ディズニーと言えば、たくさんの著作権を有しているイメージですが、特許権はどうかな?と思い、検索してみました。すると、結構たくさんありました。考えてみれば、遊園地の遊具や最新アトラクションの技術などで特許をとる要素はいっぱいありますね。
たくさんの特許の中で、面白いなと思ったのは、「アトラクション入場管理システム」、所謂ファストパスⓇの特許権です。ファストパスⓇのシステムは、園を楽しむのにとても素晴らしいシステムですよね。今回の所員旅行でも、ファストパスの獲得にみなさん知恵をしぼっていました。興味のある方は公報を見てみて下さいね!
特許公報 第3700833号 (PDF)
IPDLで検索される場合は、
http://www.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/tjsogodb.ipdl?N0000=101 にて、
「文献種別」に『B』、「文献番号」に『3700833』と入力してください。
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クレームドラフティング
特許出願するための書類を作成する際、「クレームをどのように書くか」というのは、特許技術者を悩ませる問題の一つだと思います。
※クレームとは、日本語でいう特許請求の範囲(又は請求項)であり、特許を受けようとする発明を特定するための事項を言葉(言語)で表現したものです。
発明を言葉でどのように表現するか、よりよい表現を求めて特許技術者は日々研鑽しているわけですが、先日、インターネット上で「クレームドラフティングコンテスト」というおもしろい取り組みを見かけました。
「クレームドラフティングコンテスト」とは、twitterを利用した誰でも参加可能なコンテストで、どのような発明であるかを示す問題が掲載されたURLが最初にツイートされ、参加者は、出題から1時間以内に自作のクレームをツイートするそうです。この数年の間で何回か開催されているようです。
事務所内部の似たような勉強会に参加した経験はありますが、twitterを利用したコンテストというのが現代的です。(自分はtwitter未経験です^_^;)
第1回コンテストの解説がインターネット上にありましたので、興味を持った方は覗いてみて下さい。回答例もいくつか載っているので、発明を言葉に変換するということが意外に難しく、人によって様々な捉え方がある、ということが分かると思います。(IK)
「クレームドラフティングコンテストの解説(PDF)」
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祭りで特許
こんにちは、スマイルです。
みなさんは、今年のゴールデンウィークはどう過ごされましたか?
私は、妹夫婦が新婚旅行で日本に来た為、毎日ガイドをしていました。
日本の美味しいものを食べたいといわれ、インターネットで調べたところ、ちょうど愛知県の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)で、「全日本うまいもの祭り」が開催されることを知りました【写真1】。全国47都道府県のご当地グルメや郷土料理とその土地の食文化など体感できてきっと良い思い出になると思い、この祭りに出かけていきました。
【写真1】
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25年後の未来
~スケートボードは宙に浮き、衣服は自動乾燥機能付きで着る人に合うサイズに伸縮し、天気予報は秒単位で正確で、自動車は自動運転で空を飛ぶ。~
約25年前、映画の中で描かれた2015年の世界はこんな感じでした。映画館の立体映像広告が「ジョーズ19」という、ちょっとした笑いどころもありましたね。
そう、この映画は「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」です。この映画シリーズが大好きな方も多いでしょう。いろいろな未来技術が登場するので、私も大好きです。
この映画を観た当時は、2015年なんて遠い未来だと思っていました。でももう半年もすれば2015年です。しかしながら、自動車の自動運転技術は、今はまだ実験段階で、ようやく注目を浴びつつある状況です。映画の中の2015年と現実とは、かなり違うという印象ですね。
しかし、映画に登場したものの中で、映画通り2015年には存在することになりそうなものがあります!それは・・・
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