こんにちは。SHOです。
みなさん、5月21日の日食、見ることができましたか?名古屋市内では好条件で観測できたようですが、私が住んでいる東海市では観測には厳しい条件でした。
家族で早起きして近所の方々と一緒に東の空を20分ほど眺め続けていると、雲の切れ間から太陽が、数回顔を出してくれました。合計で3分ほど日食を観察できました。
(当事務所のスタッフが撮影した金環日食です。撮影場所は、名古屋市内です。)
今年は、注目すべき天体ショーが目白押しです。3月26日の金星、月、木星の夜空のランデブー、5月7日のスーパームーン、今回の日食に続いて、次は金星の日面通過が6月6日午前から午後にかけてあります(また、8月14日未明に金星食もあります)。6月6日は全国的に梅雨入りしている時期ですので観測条件が厳しいかもしれませんが、次の機会は105年後の2117年なので、2012年にして今世紀最後の天体ショーを是非とも観測したいものです。
ちなみに、天体観測で必要不可欠な望遠鏡ですが、世界で最初に特許出願したのは、Hans Lippersheyというオランダのめがね職人で(1608年出願)、倍率はせいぜい2倍程度だったそうです。有名なGalileo Galileiは、Hans Lippersheyが出願した内容を知って自作し、木星の4大衛星を発見したそうです。現在ではそれが進歩し、130億光年以上先の宇宙を見ることもできます。技術の進歩はすごいですね。
日食や月食などの予定は、国立天文台のページに記載されています
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/phenomena-list.html
6月6日の金星の日面通過については、下記のページに詳しく記載されています。実際に観測できる現象をイメージすることができます。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/faq/transit.html
130億光年以上先の宇宙の写真はこちら。
http://www.nasa.gov/vision/universe/starsgalaxies/hubble_UDF.html
宇宙がどんどん身近になってきてます。これからの天体ショーが楽しみです。
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