紙か、電子か・・それが問題だ!

  • 2012年05月07日
こんにちは、譲渡証書です。
5月になり、束の間の春を終え、もう初夏と言ってもいいぐらい日差しが厳しい毎日ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、本日は特許事務職員のお仕事の一部を紹介したいと思います。

前回の記事でオンラインで日本特許庁へ出願できると書きました。
毎日出願して、それだけで終わり。ではありません。出願した書類の写し、すなわち控えをお客様へ送付しなくてはいけません。

控えを送付する形態として、大きく分けて紙か(オンラインで送信したものを印刷しホッチキスで留める)、電子データで送るかの2つに分かれます。お客様の希望によっては、特定の記録媒体にデータを保存して送ることもあります。

控えについて、紙だけでいいよ、というお客様もいれば、電子データと紙の両方を希望されるお客様もいらっしゃいます。最近は電子データを希望されるお客様が増えてきました。電子データだと、作成しやすいというメリットもありますが、紙を印刷してそれを綴じる作業も、ひとつひとつの案件の重みが感じられ、悪くありません。紙の場合、何の控えなのか一目瞭然という利点もありますね(目も疲れませんし・・)。

また、電子データはEメールで簡単に送付できてしまうので、取り扱いには十分に注意しなくてはいけません。この控え作りだけの話でないですが、紙・電子それぞれの長所短所をしっかり頭に入れて日々の業務に臨みたいものです。特許事務の仕事は、正確、スピード、お客様への心配りなど、多岐にわたり対応が必要とされ、たいへんやりがいを感じます(^_^)v。


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