こんにちは、イクメンです。
さて、「無人の街」と聞くと、住人が流出して廃墟と化した街を想像します。しかしそうではなく、作られたばかりで最先端でありながら無人の街があります。
この街は、米国ミシガン大学の敷地内に作られた「M City」と呼ばれる街です。M Cityは、自動運転車の開発および検証を実施するプロジェクトの一環で作られました。プロジェクトのパートナーには、デンソーやトヨタなどの日本のメーカーも名を連ねています。
(http://www.mtc.umich.edu/partners/industry)
M Cityには、高速道路を再現した直線路、交差点などを再現した市街地道路、さらに隣接する地域にはオフロードコースもあります。市街地道路には、踏切や信号などがあり、また住人に見立てたロボットがいるそうです。 (http://www.mtc.umich.edu/test-facility)
グーグルの自動運転車が公道での走行テストを開始したというニュースもありましたが、その一方で、閉ざされた環境で更に試験を重ねることも大事でしょう。
2015年8月13日現在、特許情報プラットホーム(J-PlatPat)で検索できる特許公報の中で、発明の名称に「自動運転」を含むものは、731件ありました。自動運転関連の出願は、今後ますます増えていきそうですね。