こんにちは、ネムノキです。
先日、北京のお客様から『奇跡天工 中国古代発明創造文物展』という大変素敵な本をいただきました(◍•ᴗ•◍)。
2008年の北京オリンピックに際し、中国の科学技術を世界の人々に知ってもらうための窓口として出版されたそうです。内容は、中国の古代絹織物染織術(例:図1)、古代青銅鋳造術(例:図2)、古代造紙印刷術(例:図3)、古代磁器製作術(例:図4)の4つのテーマにより構成されています。
図1:明黄彩雲金龍粧花紗夾袍(故宮博物院にて収蔵)
図2 :大禾人面紋方鼎(湖南省博物館にて収蔵)
図3:三国誌端本(一部)(新疆ウイグル自治区博物館にて収蔵)
図4: 景徳鎮窯青花蕭何追韓信図梅瓶(南京市博物館にて収蔵)
技術は時代と共に進化していて、歴史の流れの中において奇跡のような素晴らしい作品ばかりです。この本を読んで、技術と知恵が凝縮された発明品は、その時代ならではの文化要素にもなると感じました。
科学技術がますます向上する現在、どんな発明がこれから来るのか、とても期待します。そして、技術文化の交流を通じて世界の国々と友好関係を築こうとする本の意図も踏まえて、平和な文化の時代が創られていくことを楽しみにしています。