シスぞうです。
私はいろいろなお酒が好きですが、ワインを注ぐときに、ワインが注ぎ口からボトルを伝って垂れてしまうことがよくありますね。ボトルやテーブルを汚さないように注ぐのは難しいと思っていましたが、この問題に解決策が見出されたようです。
解決策といっても、ボトルの口付近に幅2mm程度の切れ込みを一周させただけの、ごくシンプルなものですが、この溝があることによって、ボトルの表面にワインが引きつけられるのを防ぐのだそうです。
ワインが垂れてしまうのは、当たり前とか、注ぎ方の技術の問題だとか、いろいろ思い込みがちですが、そこに疑問を抱き、問題意識を持って研究を重ね、原因を突き止めて解決策を生み出すという課程が素晴らしいと思います。
これはちょっとした例ですが、普段、当たり前だと思い込んで諦めているところにこそ、発明のチャンスが潜んでいると思わされたニュースです。